キャリアコンサルタントの資格を取ったものの、「仕事がない」「求人が少ない」と感じている方は少なくありません。せっかく勉強して資格を取得したのに、思ったように活かせず、不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、キャリアコンサルタントの仕事がないと言われる背景や実情をデータでひも解きながら、実際にどんな働き方や活躍の場があるのかを解説します。
さらに、実務未経験からでも仕事につなげられる具体的なステップや、支援者としての一歩を踏み出す方法も紹介。資格を「持っているだけ」で終わらせたくないあなたにこそ読んでいただきたい内容です。
目次
キャリアコンサルタントは仕事がない?データで見るキャリアコンサルタントの活動状況
「キャリアコンサルタントは仕事がない」という声を耳にすることがありますが、実際の活動実態はどうなっているのでしょうか?
ここでは、労働政策研究・研修機構が2018年に行った調査データ キャリアコンサルタントの活動状況に関する調査をもとに、以下4つの側面から実情を紐解きます。
・活動頻度
・主な活動の場
・専業割合
・生計状況
キャリアコンサルタントとして活動する方のデータを見ることで「キャリアコンサルタントには、本当に仕事が無いのか?」が見えてきます。
活動頻度|不定期や副業型も多いが継続的に活動している人は6割以上
最初にキャリアコンサルタント活動の頻度について、労働政策研究・研修機構の調査では以下のような結果が出ています。
活動頻度 |
割合 |
ほぼ毎日活動している |
31.9% |
週2〜3回程度活動している |
13.3% |
週1回程度活動している |
6.4% |
不定期に活動している |
28.2% |
活動していない |
20.3% |
合計 |
100% |
参照:キャリアコンサルタントの活動状況に関する調査 「キャリアコンサルティングに関連する活動」の実態 図表2-19
データを見ると「ほぼ毎日」活動している人は約32%と最も多く、全体の5割以上(51.6%)が週1回以上の頻度で何らかの形で活動しています。
また「不定期に活動している」人も28.2%と高く、副業や複業として柔軟に活動するスタイルも広がっていることも読み取れるでしょう。
「活動していない」とする人も2割ほどいますが、これは「資格を取ったばかり」「現在準備中」「育児や介護との両立」など、さまざまな背景があると考えられます。
主な活動の場|企業領域や教育機関など活躍のフィールドは多様
続いてキャリアコンサルタントが実際に活動している領域についてのデータを見ていきましょう。
現在の主な活動の場 |
割合 |
企業 |
34.2% |
需給調整機関(ハローワーク・派遣等) |
20.2% |
学校・教育機関 |
17.2% |
地域支援(女性センター等) |
5.0% |
その他 |
15.3% |
なし |
8.1% |
参照:キャリアコンサルタントの活動状況に関する調査 「対応可能な領域および現在の主な活動の場、得意分野(専門分野)」 図表2-4
キャリアコンサルタントの活動領域は非常に多く、企業・人材支援・教育機関・地域活動と、さまざまなフィールドで活躍できるポテンシャルがあることがわかります。
実際の活動先としては企業が最も多く34.2%を占めており、ビジネス現場でのキャリア支援ニーズの高さが読み取れるでしょう。
また、教育機関での学生支援、ハローワーク等での求職者支援など、公的・社会的な分野でも活躍の機会があります。
専業割合|約4割が専業、兼業・副業スタイルも一般的に
続いては、キャリアコンサルティングを専業としているかどうかについての調査です。
就業形態 |
割合 |
専任・専業である |
37.3% |
兼任・兼業である |
62.7% |
参照:キャリアコンサルタントの活動状況に関する調査 「.「キャリアコンサルティングに関連する活動」の専業・兼業状況および活動通算年数」 図表2-23
キャリアコンサルタントの約4割が専業として従事しており、6割以上が他の仕事と兼ねながら活動している現状です。
これはネガティブな意味ではなく、自分の専門性やライフスタイルに合わせて活動の幅を広げている証拠でもあります。
副業・パラレルキャリアとの親和性が高い点は、これからキャリア形成を模索する方にとってむしろプラスの選択肢といえるでしょう。
生計状況|主な収入源として活動する人も4割以上
最後にキャリアコンサルティングが生活の糧になっているかを示した調査結果を見ていきましょう。
生計状況 |
割合 |
キャリアコンサル活動だけで生計を立てている |
20.3% |
キャリアコンサル活動で主に生計を立てている |
21.8% |
キャリアコンサル以外で主に生計を立てている |
41.0% |
キャリアコンサル以外だけで生計を立てている |
16.9% |
参照:キャリアコンサルタントの活動状況に関する調査 「キャリアコンサルティングに関連する活動と生計状況」 図表2-28
約42%の人がキャリアコンサル活動で生計の中心を立てているという結果が出ており、決して「仕事がない」という印象通りではありません。
特に、フリーランスや副業として始めた後に、徐々に仕事を広げて専業になるケースも多く見られます。
自分の得意分野を活かしながら徐々にキャリアを構築していけるのは、この仕事の大きな魅力といえるでしょう。
キャリアコンサルタントの年収はどれくらい?
キャリアコンサルタントとしての収入が気になる方は多いと思います。
特に「キャリアコンサルティングだけで生計を立てるのは難しいのでは?」という声も少なくありません。
そこで、実際にキャリアコンサルティングを本業とする方々の年収分布を見てみましょう。
キャリアコンサルティングだけで生計を立てる人の年収分布
以下は、労働政策研究・研修機構による「キャリアコンサルティングのみで生活している方の年収」分布データです。
年収帯 |
割合 |
200万円未満 |
8.1% |
200〜400万円未満 |
56.2% |
400〜600万円未満 |
20.9% |
600〜800万円未満 |
8.9% |
800万円以上 |
5.8% |
参照:キャリアコンサルタントの活動状況に関する調査 「キャリアコンサルティングに関連する活動と生計状況」 図表2-31
最も多かったのは「200〜400万円未満」で56.2%を占め、次いで「400〜600万円未満」が20.9%という結果でした。一方で「600万円以上」の層も約15%おり、年収800万円以上の高収入層も一定数存在しています。
つまり、キャリアコンサルタントは受託内容によって、十分な収入を得られる仕事といえるでしょう。
また、副業や他業務との組み合わせにより、さらに収入を伸ばしているケースも調査上は多く確認されています。
「キャリアコンサルタントは仕事がない」と言われる要因
これまでのデータからも分かるように、キャリアコンサルタントとして実際に活動している人は多数存在し、「企業」「教育機関」「就労支援機関」など活躍の場も広がっています。
それでもインターネット検索やSNS上では「キャリアコンサルタントは仕事がない」といった声が散見されます。
ここでは、そうした印象が生まれる背景や課題を整理してみましょう。
未経験者が応募できる求人が少ない
キャリアコンサルタントの求人は存在するものの、その多くが「実務経験者」「他業務経験と兼務できる人材」などを条件とするケースが少なくありません。
特に企業や自治体などの採用では、即戦力が求められる傾向が強いため、未経験者が最初の一歩を踏み出しにくい構造となっています。
その結果、せっかく資格を取得しても「応募できる求人が見つからない」という壁に直面し、「仕事がない」と感じてしまう人が多くなります。
フリーランスや副業の始め方が見えにくい
キャリアコンサルタントは業務委託やスポット相談といったフリーランス的な働き方も可能ですが、そうした案件の探し方や仕事の取り方は、体系的に教わる機会が少ないのが実情です。
「資格は取ったけれど、どこから仕事を始めればいいのか分からない」という人は多く、営業活動・価格設定・相談スタイルの設計などをすべて自分で考える必要があることも障壁となっています。
資格を活かせる仕事の探し方が分かりにくい
キャリアコンサルタントの活躍の場は、前述のように企業・教育機関・ハローワーク・人材紹介会社など多岐にわたります。
しかし、求人票には「キャリアコンサルタント募集」と明記されていないことも多く、どの業界でどう探せばいいのかが掴みにくいという声が目立ちます。
そのため、たとえ自分にマッチした仕事があっても、気づけずにスルーしてしまい「仕事がない」と感じてしまうことにつながっています。
資格を取ればすぐに仕事がもらえるというギャップ
キャリアコンサルタントは国家資格ということもあり、「資格さえ取れば仕事がもらえる」と期待してしまう人も一定数います。
しかし実際には、相談スキル・コミュニケーション力・専門分野の経験などが求められ、資格はあくまでスタートラインにすぎません。
この「資格取得=即仕事」という誤解が「思ったより仕事がない」と感じる一因となっているようです。
業務独占資格ではない
キャリアコンサルタントは名称独占資格であり、業務独占資格(資格がないと業務ができない)ではありません。
そのため、実務上は人事担当者や転職エージェント、スクールカウンセラーなどが資格を持たずに相談業務を行っていることも珍しくなく、有資格者だけに仕事が割り当てられる状況ではないのが現実です。
これも「資格を持っているのに仕事のチャンスが少ない」と感じやすい背景の一つと言えるでしょう。
キャリアコンサルタントにはどんな仕事がある?
キャリアコンサルタントの資格を取得すると、様々なフィールドで活躍することが可能となります。ここでは、具体的にどのような現場でどのような仕事があるのか、その代表例を紹介します。
各分野での仕事内容は、企業規模や組織の方針、地域によって異なることもありますが、自分の強みや希望に合わせた働き方を見つけるヒントになるでしょう。
企業のキャリア開発部署で社内相談を担当
キャリアコンサルタントとしての代表的な働き方のひとつに、企業内でのキャリア支援があります。
企業では、社員がキャリアパスを自ら考えるためのサポートが求められています。多くの企業が「セルフ・キャリアドック」などの仕組みを導入しており、社員個々のキャリア相談や面談、研修を担当する専門家のニーズが高まっています。
【仕事内容の例】
- 社内相談窓口を設け、個々の社員のキャリアプランの策定を支援
- 異動や昇進に関するアドバイスを行い、組織の成長に寄与
- キャリアに関する内部研修の企画や運営を担当
このように、企業内でのキャリア支援は、直接的な業績向上や人材定着につながるため、キャリアコンサルタントとしての専門性を存分に活かすことができます。
大学・高校など教育機関のキャリアセンターで学生支援
学校や教育機関でも、キャリア形成は重要なテーマとなります。
学生が自分に合った進路を見つけるためには、適切なキャリアカウンセリングや進路指導が不可欠です。大学や高校のキャリアセンターでは、専門的な視点で学生の就職活動や進学をサポートする役割を果たしています。
【仕事内容の例】
- 個別の進路相談、履歴書添削、模擬面接などの指導
- キャリア教育として講義やワークショップの実施
- 学生の自己分析や強みの発見をサポートするプログラムの運営
このような取り組みは、若い世代が自分の可能性を広げる大きな手助けとなり、教育現場でのキャリア支援の充実に貢献しています。
ハローワークや自治体の就労支援窓口で相談員業務
公共機関でのキャリア相談は、幅広い年齢層や職業背景を持つ求職者への支援を目的としています。ハローワークや市区町村の就労支援窓口では、失業中や転職を考える人々に対して、職業情報や職業訓練の案内、面接対策などのサポートが主な業務内容です。
【仕事内容の例】
- 求職者との面談を通して、キャリアの現状分析や将来の方向性についてアドバイス
- 職業訓練や再就職のための情報提供、求人のマッチングサポート
- 特に中高年層や障害者など、支援が必要な層へのきめ細かいサポートの実施
このような現場では、キャリアコンサルタントとしての専門性が、個々の状況に合った具体的な支援策に反映され、社会的な意義も高い仕事となります。
転職エージェント・人材紹介会社でキャリアアドバイザー
民間企業では、転職市場の活性化に伴い、キャリアアドバイザーとしての活躍が求められています。転職エージェントや人材紹介会社において、キャリアコンサルタントは、求職者のキャリア面談や求人の紹介、面接対策など、転職活動全体をサポートする役割を担います。
【仕事内容の例】
- 求職者の希望やスキルをヒアリングし、最適な求人を提案
- 履歴書や職務経歴書の作成支援、面接対策を実施
- 求職者と企業双方の要望を踏まえたマッチングを行い、転職成功に導く
こうした業務を通じ、キャリアコンサルタントは転職市場での信頼を築き、実績を積むことが可能です。
企業研修やセミナー講師として登壇
キャリアコンサルタントの知識や経験は、講師としても大いに活かされるでしょう。
企業の人材育成プログラムや公共の研修、キャリアイベントなどで、講師として登壇する事例が増えています。
【仕事内容】
- キャリアデザインや転職対策、自己分析に関する研修講師としての登壇
- 社員向けのワークショップやセミナーの企画・実施
- イベントやカンファレンスでの基調講演、パネルディスカッションへの参加
講師として活動することで、キャリアコンサルタントとしてのブランド力が強化され、後の案件獲得にもつながる重要なポジションとなります。
副業・フリーランスでオンライン相談やスキルシェア提供
デジタル技術の進展により、オンライン上でのキャリア支援も広がっています。
自宅での業務を希望する方や、柔軟な働き方を追求する方にとって、フリーランスや副業としてのキャリア相談は魅力的な選択肢です。オンラインで相談を行うことで、地域にとらわれず多くのクライアントと繋がることが可能です。
【仕事内容】
- ZoomやTeamsなどを活用したオンライン面談によるキャリアカウンセリング
- 自身の経験を生かしたコラム執筆やブログ、SNSを通じた情報発信
- セミナーやスキルシェア型イベントを企画し、個人のキャリア支援サービスを展開
これにより、キャリアコンサルタントとして柔軟な働き方を選びながら、全国規模での顧客獲得や自己ブランディングが実現できます。
キャリアコンサルタントとして仕事を得るためのコツ
キャリアコンサルタントの資格を取っただけでは、すぐに仕事に結びつくとは限りません。
とはいえ、「仕事につながる流れ」には、いくつかのコツがあります。
ここでは、実際に仕事を得ている人が大切にしているポイントを紹介します。
実務経験を積む機会を逃さない
キャリア支援の現場に立つには、何よりもまず「実践経験」が大切です。とはいえ、最初から理想の案件に出会えるとは限りません。
まずは小さなチャンスを見逃さず、イベントの運営補助や面談練習のモニターなどでもOK。「やったことがある」という実績は、次のステップへの強い武器になります。
得意分野・支援領域を明確にする
「どんな支援がしたいのか」「どんな人をサポートしたいのか」が明確になると、自分に合った仕事が探しやすくなります。
たとえば「学生の就職支援が得意」「育休明け女性のキャリア支援に興味がある」「企業のミドル層向け研修をやってみたい」など、得意分野を明らかにしておくことで、周囲からの紹介も受けやすくなります。
つながりを活かしチャンスを広げる
キャリアコンサルタントの仕事は、人とのつながりの中から生まれることが多い職業です。
勉強会やサロン、イベントなどで知り合った人との交流から、案件の情報をもらえたり、「こんな仕事あるけどやってみる?」と声をかけてもらえることもあります。
資格だけでなく、“つながり”も大きな財産として活用していくことが、キャリアを広げる第一歩です。
キャリアコンサルタントとしての仕事がないとお悩みの方へ!
「どう動けばキャリアコンサルタントとして仕事につながるのか分からない」「実務経験を積みたいけど、どこから始めればいいか不安」
そんな方にこそおすすめしたいのが、キャリアコンサルタントのための実践コミュニティ『キャリコンサロン』です。
キャリコンサロンは、現役キャリアコンサルタントはもちろん、資格取得直後の方や副業・フリーランスを目指す方まで、さまざまな立場のメンバーが集うオンラインサロンとなります。
サロン内でできること(一部紹介)
- 実践の場につながるグループワークやセッション練習
- 副業・案件情報の共有やマッチング
- 現場経験者のインタビュー・リアルな働き方紹介
- キャリア支援に関するセミナーや勉強会
実際に「キャリコンサロンを通じて企業研修に登壇した」「グループワークで自信がついた」「面談練習からアルバイトに発展した」という声も多数寄せられています。
実務経験ゼロからでも現場感を身につけられる学びの場
キャリコンサロンでは、資格取得直後の方や未経験の方でも、現場に近い形で支援スキルを磨ける学びの機会が用意されています。たとえば、ロールプレイや事例検討、グループスーパービジョン(GSV)などを通じて、支援の型だけでなく感覚も自然と身につきます。
毎月開催される勉強会では、第一線で活躍するプロのキャリアコンサルタントや企業の人事担当者が登壇し、リアルな支援事例を共有。実際の事例をもとに「うまくいった点」「改善すべき点」を深掘りすることで、知識が明日使えるスキルへと変わっていきます。
HRラボとの連携で学びが「実際の仕事」につながる
キャリコンサロンの大きな特徴は、運営元であるHRラボ株式会社との連携により、学びがそのまま仕事につながる仕組みが整っている点です。企業内キャリア面談、研修講師、転職支援、オウンドメディアでのコラム執筆など、実際の案件を会員が受託するチャンスが提供されています。
さらに、案件ごとの条件を満たすことで、実務未経験者でもプロジェクトに参加可能。スキルを現場で試しながら、ポートフォリオを構築することができます。
全国ネットワークで仲間とつながり協業案件も実現
キャリコンサロンの会員は、北海道から九州、さらには海外まで幅広く在籍しています。全体交流会や情報交換会を通じて自然と仲間ができ「この研修、一緒にやってみよう」「学生向けセミナーを共催しよう」といった協業案件も数多く生まれています。
個人で案件を獲得するのが難しいと感じている方でも、ネットワークを活かしてチャンスを広げられるのが強みです。
独自のサポート制度で支援者としての“信頼”も獲得できる
初めてのカウンセリング業務にも自信を持って臨めるよう、必要な書式や記録シートが一式揃った「スターターキット」を提供。
また、HRラボ認定講師によるGSVが受けられる「キャリコン道場」や、企業支援のプロから支援事例を学ぶ「キャリアブリッジ」など、実践力を底上げする仕組みが整っています。
これにより、知識だけでなく“現場で信頼されるキャリア支援者”としての力も養えます。
キャリコンサロンは会員を募集中!「仕事がない」不安を実践のチャンスへ変える
キャリコンサロンは現在、会員を募集中です。
「キャリアコンサルタントの仕事がない」と感じている方へ。 それは、あなたに実力がないからではありません。「資格取得後の一歩が見えづらい、経験を積む機会が少ない。」そんな環境の壁があるだけです。
キャリコンサロンでは、学び直しや現場に近い実践機会、仲間との交流を通じて、「仕事がない」を「仕事がある」に変えていくサポートが整っています。企業面談や講師登壇、キャリア相談など、リアルな案件につながるチャンスも多数用意されています。
資格を取ったその先で、本当に活かせる力を育てたい方は、ぜひキャリコンサロンの扉を叩いてみてください。