HRラボが運営するキャリコンサロンでは、2023年7月ふくしま復興・応援プロジェクトを発足させました。発足から1年を目処に具体的なアウトプットをすることを目標に掲げ、今年は年初から現地活動組と居住地活動組の2組に分かれ、復興・応援へのアプローチを進めてきました。
さまざまなアイデアを検討する中で、福島県南相馬市小高地区にて6月30日開催の「おだかつながる市」にキャリコンサロンとして出店することが決定！ 東日本大震災を千葉県で経験し、ご家族を取り巻く環境や生活が一変したキャリアコンサルタント渥美敬之さんをリーダーに現地活動組として、5名のメンバーで小高の子どもたちにレゴを使ってのキャリアワークショップを開催することとなりました。
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おだかつながる市
福島県南相馬市にある小高は、震災の避難や制限の解除をへて、モノ・コトをつくる作り手が集まり暮らしを紡いでいる場所です。東日本大震災後には、全域が避難指示区域に指定され、5年半ものあいだ人が住めなかった南相馬市小高区で、復興を超えた新しいまちづくりを目指してはじまったのが「おだかつながる市」です。モノ・コトをつくるヒトがつながり、共創や力強く生きるモチベーションが生まれること目的にスタートし、今年で7回目となりました。
キャリコンサロンの現地活動組以外のメンバーも福島入りをし、迎えたイベント当日。開始から客足が絶えず、用意していたレゴが午前中で完売する盛況となりました！子どもたちが楽しそうに取り組む姿にサロンメンバーもほっこり。まだまだ復興途中ではあるものの、若いお子さん連れの親子がたくさん来場され、復興への力強さが感じられる1日でした。
これまで繋がらなかった誰かと、繋がり続ける
発足から1年。今回のイベントまでの道のりの中で、福島の現地で活動する起業家や地域のキーマンの方々と繋がれたことは、ふくしま復興・応援プロジェクトのこれからにとって大きな財産です。
ふくしま復興・応援プロジェクトでは「これまで繋がらなかった誰かと、繋がり続ける」をコンセプトに、福島の被災12市町村の人々との関係人口(※)作りを進めてまいります。被災地となった現場では、時間が経過してもなお様々な課題を抱えている現状があります。キャリアコンサルタントとして、個人として何ができるのか一緒に考えてみませんか？
ふくしま復興・応援プロジェクトでは、一緒に活動するメンバーを募集中です。プロジェクトへの参加はまずは小さな一歩。福島のまだ繋がっていない誰かと繋がり続けましょう。
※「関係人口」とは、その地域には住んでいないけれど、文化的に、あるいは経済的な活動を通じてその地域と関わりを持っている人たちのことを指します。
関係人口についての参考サイト
https://sotokoto-online.jp/connected_mind/25314
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