自分の仕事をデザインする~ジョブ・クラフティング技法習得講座~
日時
2021年2月20日(土) 13:00~17:00 オンライン開催
参加者数
7名
講師・ファシリテーター
高橋 浩(たかはし ひろし)先生
ユースキャリア研究所代表、日本キャリア開発協会理事、法政大学・明治学院大学 講師。
博士(心理学)、国家資格キャリアコンサルタント、公認心理師。
1987年、日本電気アイシーマイコンシステム株式会社に入社。半導体設計、経営企画、企業内キャリアカウンセリングに従事。2011年3月退職。2012年3月博士号取得、5月ユースキャリア研究所を設立。現在は、大学教師、行政や大手企業でのキャリアカウンセラー、キャリア開発研修講師などを務めている。2016年~現在、厚生労働省委託事業にてセルフ・キャリアドック推進のアドバイザも務めている。
<著書>
・『実践家のためのナラティブ/社会構成主義キャリア・カウンセリング クライエントとともに〈望ましい状況〉を構築する技法』(共著・福村出版)
・『グループ・キャリア・カウンセリング:効果的なキャリア教育・キャリア研修に向けて』(共著・金子書房)
・『セルフ・キャリアドック入門: キャリアコンサルティングで個と組織を元気にする方法』(共著・金子書房)他
キャリコンサロン代表 塚田亜弓
国家資格キャリアコンサルタント/米国CCE,Inc.認定GCDF-Japanキャリアカウンセラー
採用、教育研修、労務制度づくりなど、幅広くHR業務に従事する。2017年1月にHRラボ株式会社を設立し、社長就任。2018年12月キャリコンサロン設立。創業以来、企業内キャリアコンサルティング制度の導入サポートを全国1,000社以上担当。
プログラム
1.ジョブ・クラフティングの概要
2.グループ内自己紹介
3.ジョブ・クラフティング体験
①現状のタスク分析、②自己の三要素をつかむ、③タスク・マッピング、
④仕事の意味づけ、 ⑤今後の行動計画
4.現場での活用方法の検討
5.質疑応答
▼ 以下はスライドの抜粋
ジョブ・クラフティングのステップ
Step 1:現状のタスク(To Do)分析
Step 2:自己理解(情熱・強み・価値を書き出す)
Step 3:タスク・クラフティング
Step 4:関係性クラフティング
Step 5:意味クラフティング
Step 6:実行計画の検討
ジョブ・クラフティング体験後、ご自身の仕事の満足度は?(自己申告)
■プラス10点
■プラス10点
■プラス60点
■プラス20点
■プラス20点
■ +ー0(増えたものと減ったもの相殺)
■未報告
講師からのコメント
ジョブ・クラフティングには、大きく、レズネスキーらの「ジョブ・アイデンティティ・モデル」とバッカーらの「ジョブ・デマンド=リソース・モデル」の2つのモデルがあります。今回は前者のモデルについて皆さんと学びました。
ジョブ型雇用やテレワークなどが進む現代社会において、ますます自律型キャリアの必要性が求められます。この時仕事の仕方や同僚との関係性を工夫していくことがジョブ・クラフティングであり、これによってキャリア自律ですべきことが具体化されたのではないかと思います。
今回は、受講者の皆さんからは、若手のリテンションやモチベーションの下がったミドル、更には家事などのシャドーワークにとっても働きがい向上として有効であることのご意見をいただきまたした。私にとっても新しい視点に気づかせていただきました。ありがとうございました。
参考)Job Crafting™ Exercise
https://positiveorgs.bus.umich.edu/cpo-tools/job-crafting-exercise/
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