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【勉強会】2月度東京支部キャリコン勉強会 _20200218

キャリコン勉強会キャリコン懇親会

2月度東京支部キャリコン勉強会

 

テーマ

『外国人労働者』採用実務について

 

日時/開催場所

2020年2月15日(土) 15:30~18:30 @HRラボ代々木オフィス会議室



講師

国家資格キャリアコンサルタント/キャリコンサロン
伊良皆 裕之さん

 

プログラム

■在留資格の現状
■移民受け入れについて(参加者ディスカッション)
■追加された在留資格(特定技能とは)
■外国人労働者の採用、雇用する際の注意点
参加者の声 ・在留資格の種類と在留期間、技能水準等の詳細を確認することができました。今後の外国人採用の参考にさせていただきます。
・外国人の受け入れ可能な産業分野を具体的に知ることができ有益でした。
・キャリアコンサルタントとして外国籍のキャリア支援に関わる際に求められるスキルについて理解することができました。

 

運営担当より


今回の勉強会は、外国人労働者の採用に精通しているキャリコンサロンメンバーの伊良皆氏にご協力いただき実施しました。 

まず冒頭では、外国人労働者の雇用者数を増やす背景について説明いただきました。
日本の生産年齢人口は2017年の6,530万人に対し、2025年の時点で6,082万人、さらに、2040年にはわずか5,245万人にまで減少するとみられています。※厚生労働省予測

このような人口予測のベースにあるのが、日本の長年にわたる出生率低下と高齢化が進んでいることがあります。
日本は、これまで外国人労働者の単純労働を認めておりませんでしたが、2019年4月に「特定技能」という新しい在留資格制度が始まり、外国人の単純労働を認めるようになりました。

 

【在留資格について】

外国人が日本に在留するためには、在留目的等を地方入国在留管理官署に申請し、在留資格を認定される必要があります。在留資格の「特定技能」については、以下の2種類があります。


■特定技能1号
特定産業分野に属する相当程度の知識又は経験を必要とする技能を要する業務に従事する外国人向けの在留資格


■特定技能2号
特定産業分野に属する熟練した技能を要する業務に従事する外国人向けの在留資格


【特定技能外国人を受け入れる分野】

特定技能外国人を受け入れる分野は、生産性向上や国内人材確保のための取組を行ってもなお、人材を確保することが困難な状況にあるため、外国人により、不足する人材の確保を図るべき産業上の分野となります。


現時点では、特定産業分野としては、以下の14分野に限られている。
①介護 ②ビルクリーニング ③素形材産業 ④産業機械製造業 ⑤電気・電子情報関連産業
⑥建設 ⑦造船・舶用工業   ⑧自動車整備 ⑨航空 ⑩宿泊 ⑪農業 ⑫漁業 
⑬飲食料品製造業 ⑭外食業
※特定技能1号は14分野で受入れ可。建設、造船・舶用工業のみ特定技能2号の受入れ可

特定技能外国人を実際に受け入れ、支援する場合、受入れ機関(特定技能所属機関)は外国人材と雇用契約(「特定技能雇用契約」という)を結びます。

受入れ機関(特定技能所属機関)は、特定技能1号外国人に対し支援を行わなければなりませんが、その支援を登録支援機関に委託する事ができます。

登録支援機関は、受入れ機関(特定技能所属機関)から委託を受け、1号特定技能外国人支援計画の業務を遂行する。

 

本勉強会での参考情報


在留資格「特定技能」については(JITCO)


新たな外国人材の受入れ及び共生社会実現に向けた取組(出入国在留管理庁)

 

講師と参加メンバーとのディスカッションを通して、外国人採用に関する注意点とキャリアコンサルタントとして、どのようなキャリア支援が求められるかなど多くの学びがありました。

↓ 講師の伊良皆さん

 


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