キャリアコンサルタントコミュニティ 

キャリコンサロン

【北海道支部】『障害者雇用の事例から学ぶ 働きやすい環境作りとは』_2021年9月26日開催

エリア支部活動キャリコン勉強会

第7回キャリコンサロン北海道支部勉強会
『障害者雇用の事例から学ぶ 働きやすい環境作りとは』


日時

2021年9月26 日(日) 10:00~12:00 Zoom



参加者数

16名
キャリコンサロンメンバーを中心に、一般のキャリコンさんにもご参加いただくことができました。

 

講師

国家資格キャリアコンサルタント/障害者就労移行定着支援員
髙橋 智衣

 

プログラム

1. 環境と個人の特性の間に生じる「壁」 とは
2. 「壁」を理解する関わりとは
3. ケース検討 〜自己対処〜
4. ケース検討 〜合理的配慮〜

 

参加者の声

・障害者支援の具体的な手法を学ぶことができました。

・違う立場の方々とディスカッションすると、違う視点でのお話を聴けて、気づきがたくさんありました。

・グループワーク#2の時、講師から「あなたがそう(障壁を感じている立場)だったら、どうしますか?」という問いに、ハッとさせられました。自分の「私は何をして上げられるか」という姿勢では、なかなかアイディアが出ないことに気づかされました。 

・職場でケース1に近い方がおり、対処法を意識しているつもりでしたら、グループワークでまだまだ配慮が足りていないと思い、明日から改めて意識していきたいと思いました。

・企業側の視点から支援の在り方や配慮についても学ぶことができました。

・合理的配慮の仕方や多様さを気付きました。

・基本的な考え方、スタンスが理解でき、大変有意義でした。

・障害者雇用における具体的事例を考えるきっかけになりました。

・障害は環境調整でなくすことが可能であるということがわかりました。

・事例検討で、業務の工程表を作る時、関わるメンバーの顔写真や名前を入れて作成するという案が出た。作業工程の把握や効率化ができるだけでなく、担当者がわかるので質問しやすいなど安心して働くことができる案だと思った。

・事例を中心に具体的な対策を教えてくださりわかりやすかったです。

・超初心者でしたので、考え方のフレームワークに則って、事例を検討するという時間が大変役に立ち、今後の業務のイメージも何となくですが掴めました。

・健康経営の観点にも通ずることがありました。大病を経て仕事復帰する方にも言えるお話だと感じ、改めて社会と個人の間にできた壁をなくしていく工夫について考える必要があると感じました。

 

講師より

お忙しいところ多くの皆さまに北海道支部の勉強会にご参加いただいたこと、無事に開催できたことを改めてここで御礼申し上げます。

前回の勉強会から約1年の時を経て、改めてテーマとさせていただいた「障害者雇用」。今回は皆さんと一緒に学びを深める会にしたいと思いディスカッションを中心に勉強会を企画をいたしました。サロン内外から多くの方に興味を持っていただき、ご参加いただけたこと、自己対処や配慮事項についてたくさんのアイディアに触れられたことを大変感謝しております。

障害者雇用の視点は、障害がある方や障害者雇用に携わる方だけでなく、働くすべての方々に必要な視点だと考えております。今回の勉強会の中でも、心理的安全性が担保された職場環境を作るにはどうしたらいいのかを検討いただいたグループもありました。すべての働く方にとって「障壁」を感じずにそれぞれの能力を遺憾なく発揮できる社会を目指すための一つの方法として、障害者雇用を題材に皆さまと学びを深めていけたらと思います。

北海道支部にはキャリアも領域も異なる様々なメンバーが活動をしています。今後も「キャリアコンサルタント+α」を目指していける勉強会を定期的に開催する予定です。全国の仲間と繋がり、交流を深めながら、共に成長していける場を創造してまいります。

 


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