第5回キャリコンサロン北海道支部勉強会
『障害者雇用の視点から自分らしい働き方を叶える方法を考えよう』
日時
2020年11月29 日（日） 10:00～12:00 Zoom
参加者数
11名
講師
国家資格キャリアコンサルタント／障害者就労移行定着支援員
高橋 智恵
プログラム
1.障害者雇用の基礎知識
障害者雇用制度と現状を学ぶ
2.人と環境の間に障害は生まれる
そもそも障害とはなんでしょうか？
3.障害をオープンにする
障害をオープンにすることで得られる効果とは？
4.合理的配慮を考えよう
自分にとって働きやすい環境を作るために合理的な配慮を考えてみよう
参加者の声
・障がいは違いであるという話を色々な勉強会や研修で耳にしていましたが、実際にどんな違いがあるのか、またどんな対応があれば違いを克服できるのかを考える機会は無かったので、ワークの中で自分やグループの方の考えを知り、違いを克服する為に何が必要かを考える大切さを再認識致しました。講義の中で見せて頂いたシートも、障害の有無に関わらず他者理解に活用できそうだったので、チームビルディングに役立てたいと思いました。
・障害は環境に存在していることを学べました。
・障害というものが社会の方にあるという考え方、そして「配慮」を「工夫」と考えるということが、新しい視点であり、それにより今後の自分の障害者の方への接し方の参考になりました。
・リファレンスサービスを知りました。また、障害のあるなしに関わらず、話し合いによって合理的配慮を検討すること、またその雰囲気作りが重要だということを学べました。
・合理的配慮の捉え方について。障害は、個人の特性と社会のあいだに生まれるという考え方によれば、障害の有無に関係なく、お互いを理解して生きやすい環境・社会をつくることが大切だということに気づきました。
・障害者を弱いものというとらえ方でなく、合理的なサポート、配慮をすることを学べました。
・働く上で、それぞれ個人の能力を活かす事を考える大切さを学びました。
・ゆっくり温かい雰囲気でお話頂けたことで、安心してテーマに向き合う事ができました。今まで受けた障害者雇用の研修の中で1番「障害は人と環境の相互作用で生まれるものである」ことが腹落ちできました。本当にありがとうございました。
・2時間もの長い時間ありがとうございました。実務にあたってる方からのお話を聞くことができてとてもよい時間を過ごせました。法定雇用率を上げるために採用はするものの、その後の対応が人事部の人でも理解が足りず手を焼いてしまうというのとを目の当たりにしています。今回のお話を聞いて、自分から何かできることはないか、考えてみたいと思いました。
・ありがとうございました！多様な働き方の一部分にフォーカスすることで、誰もが考えるべきテーマは何かと気づかされました。
・とても丁寧な説明で分かりやすく、理解が深まりました。本日学んだことを支援の現場で活かしていきたいと思います。ありがとうございました！
・とても分かりやすく、有意義な時間でした。障がい者関連に関するセミナーを開催した際は是非今後も参加したいと思います。どうぞよろしくお願い致します。
・学びを共有できまして、有り難うございました。話し方がよく伝わりました。自分の専門以外の意味合いからも、視点が広がりとても良い刺激と学びを受けました。今後とも宜しくお願いします！
講師より
無事に北海道支部5回目の勉強会を開催できたこと、改めてここで御礼申し上げます。
今回のテーマは「障害者雇用」。キャリコンとしては専門分野なイメージがあるかもしれませんが、決してそんなことはなくたくさんの方に知ってほしいという想いから企画をいたしました。サロン内外から多くの方に興味を持っていただき、ご参加いただけたこと感謝しております。
私が「障害者雇用」に携わり感じていたことは、「一人ひとりの能力を発揮し働く」ことは、障害の有無など関係なく、誰もが考えていかなければいけないことなのではないかということです。障害者雇用の基礎知識から、自己理解、同僚との関係の作り方、環境の整え方をワークを通してお伝えいたしました。
皆さんの経験やご意見から今後ますます必要になってくる知識だと気がつくことができましたので、またこのような機会を設けられたらと思います。北海道支部にはキャリアも領域も異なる様々なメンバーが活動をしています。今後も「キャリアコンサルタント+α」を目指していける勉強会を定期的に開催する予定です。全国の仲間と繋がり、交流を深めながら、共に成長していける場を創造してまいります。
※HRラボ／キャリコンサロンでは、キャリアコンサルティング、社内研修や制度設計についてもご相談も承ります。
また、人材採用／人材育成／労務課題解決など、様々な人事課題のご相談をお受けしています。お気軽にお問合せください。
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