子育て支援部全員集合!!
懐かしいフレーズと共に、子育て支援に関することだけでなく、参加されている皆様との情報交換中心に楽しく交流しました。
日時/開催場所
2024年6月9日(日)10:00~11:30 オンライン(ZOOM)
参加者数
キャリコンサロンメンバー10名
プログラム/当日の内容(一部抜粋)
子育て支援部では新たに運営メンバーが増え、より一層パワーアップした新体制の初イベントです。
子育て支援部と運営メンバーと参加者の紹介から始まり、 「〇〇さんてどんな人?」など、相手の紹介をする他己紹介ワーク。そして、「子育て支援豆知識クイズ」をおこない、盛り上がりました。
Q.1 子育て支援豆知識クイズ
共働き夫婦(亀岡市在住)。子どもが2歳の時に母親が時短勤務で職場復帰をします。子どもの預け先として選べるのは?
A.1 ③ 保育園、認定こども園、幼稚園、どれも選べる
【解説】
子どもが2歳の時点で職場復帰をする場合、幼稚園も2歳児から預けられ、通常時の延長預かり、夏休みや冬休みなどの長期休暇の預かりもあるのでフルタイム(時短勤務)で就労している場合の預け先として選択することが可能。
【参考】
・保育園 保護者の就労や家庭の状況などにより、保育を必要とする事由に該当する家庭のみが利用できる園。保育認定を受ける必要がある。
・認定こども園 保育園と幼稚園の機能を併せ持ち、すべての子どもを預けることができる園。
・幼稚園 保護者の就労や家庭の状況に関わらず、満3歳から子どもを預けられる。保育認定を受ける必要はありません。満2歳から子どもを預けられる幼稚園が増えている。
Q.2 子育て支援豆知識クイズ
育児休業は2歳までの間なら、パパもママも同時にとれる?育児休業は自由に分割して取得できる?
A.2 ②パパもママも同時に取得できるが分割できる回数はパパの方が多い
【解説】
パパとママが同時に取得することができます。
2歳まで両親共に育児休業を取得して、要件が当てはまれば雇用保険から給付金をもらうこともできます。2022年10月より、パパとママが交代で育児休業を分割して取得しやすくなりました。分割は男性が最大6回、女性は最大4回までです。男性の数が多いのは産後パパ育休(出生時育児休業)と育児休業を組み合わせて使用できるためです。また、1歳までが2回、1歳~1歳6か月までが1回、1歳6カ月~2歳までが1回、交代するときは期間が連続していることなど、法的には細かなルールが決まっています。 実際には会社で細かくルールが決まっているため、勤め先の育児休業の規定をしっかり確認しましょう。
Q.3 子育て支援豆知識クイズ
子どもが身体が弱く病院に通うことが多くて・・・年次有給休暇はすべて使ってしまったとき『子の看護休暇』が使えるって聞いたんだけど、どれくらい使えるの?
A.3 ① 子ども1人につき年間5日まで、時間単位で使用できる
【解説】
子ども1人につき年間5日(最大10日まで)時間単位で取得できます。 時間単位は会社が特別に認めていない限り、始業または終業から連続して取得(いわゆる遅刻か早退にする、中抜けはNGってことです)となります。予防接種や健康診断などにも使用できます。夫婦が同じ会社にいる場合、同時に夫婦ともに使用できますが、多くの会社では無給(権利はあるけど給与はカットされる)となるので注意してください。今後、政府はこの休暇の用途を授業参観などにも拡大予定です。
参加者の声(一部抜粋)
・初めての参加でしたが、皆様とお会いできて楽しかったです。育休制度も大まかにしか理解できていませんでしたが、丁寧に説明頂き分かりやすかったです。
・育休に関することとその周辺知識が乏しく、短い時間ながらアップデートできたのは大変有意義でした。
・自分の子どもたちがまだ小さく、仕事を離れて子育てに閉塞感を持っていた時のことを思い出しました。その頃に、今回のようなキャリアコンサルタントの皆さんがいたらどうだっただろう?と思い、今後の自分の活動の中で、少しでも同じように感じている子育て中の方々の役に立てたらと思いました。
運営担当者より
・育休取得後の職場復帰や乳幼児を育てる人の再就職支援の時に必ず問題として出てくるのが「子どもの預け先」です。保育園、認定こども園、幼稚園など、聞いたことはあるけどその違いや概要はよくわからないと言うクライアントが意外と多かったりします。また、地域や園によっても実態が様々ですので、キャリアコンサルタントとして違いや概要につて理解を深め、クライアントが希望の働き方を実現できるようサポートしていきましょう。
・今回は出来る限り交流ができる形式でみなさんがつながりをもてるようにと考えたイベントの中、クイズ形式でのグループワークもよかったと思います。子育てに関する制度がめまぐるしく変化する中での定期的に確認をする必要があると思いました。実践につなげるようにがんばりたいです。
・参加者の皆さま同士、繋がれるようにグループワーク多めの内容でした。皆さま和気あいあいと話されていて、良い雰囲気だったと思います。また、感想をいただく中で「乳幼児期だけではなく小学生〜高校生くらいの子育ての悩みにも注目してみては?」とのお声に、子どもの年齢別に支援を考える会があってもいいなと思いました。皆さまからのご意見やお考えをもとに多角的に子育て支援を考える部活になっていくと良いと感じています。ありがとうございました。
・クイズの問題を作成しましたが、参加者の皆さんが回答を考える際にご自身の経験や知識をグループで共有した内容を教えていただきました。普段の社労士業務だけでは知ることができなかったお困りごと等も聞くことができ、キャリコンが加わることで事例共有が充実することがわかり、支援にキャリコンを活かす方法を自分の中で整理することができました。今後の部活動でも、より実践的な内容が反映できるようにしたいです。
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