子育て支援部 知識編ダイジェスト版&マミーギルト(働く母の罪悪感)
日時/開催場所
2024年2月16日(金)20:00~21:30 オンライン開催
参加者数
キャリコンサロンメンバー10名、サロン以外の方10名
プログラム
今回は子育て支援部創設以来のダイジェストとして、子育てしている人のキャリアコンサルティングを行うにあたり知っていてほしい知識と実践のポイントをお伝えしました。
近年は、子育てしながら働き続ける女性が増え、共働き家庭も増加傾向にあります。そういった点からも、育児休業法や社会保険に関する最新の知識、子育てしながら働く女性を取り巻く環境、夫婦がよりよい関係で子育てするためのコミュニケーションスキル、さらに、それらを踏まえたキャリアカウンセリングのポイントをお伝えしました。
内容が盛りだくさんで多岐にわたっているため概要的な内容をお伝えしました。今後はご自身でも情報収集していただき知識を深めていただくきっかけになればと思っています。
■知識編ポイント説明
・育休復帰支援プラン策定のご案内【厚労省】
■キャリアコンサルティングポイント説明
■小1の壁&マミーギルド
・リアルな現状の確認(参考動画)
・保育園待機児童と学童保育待機児童について
・短時間勤務は子が小学校入学までの企業が多い
・マミートラック問題
・特に女性は妊娠出産に伴う産休・育休などで働き方に変化が生じる。
・マミーギルド!?
・子どもにも自分自身にも感じている罪悪感
・子育ての悩みの相談相手
・子育て中に必要!客観的なキャリアコンサルティング
■夫婦コミュニケーション
・はじめての子どもの出産後の夫婦の愛情の変化
・出産後のパパの役割を知ろう
・夫への伝え方は具体的に!
・夫婦のタイプの違いを知る
・夫婦で互いの価値観を知るワーク
・「違い」は「間違い」じゃない
(参考資料)
〇学童保育実施状況結果(2022年5月1日現在)
〇プレスリリースニュース:株式会社アスコエサービス【子育ての悩み相談調査】子育て世帯の13.8%が「相談できる人がいない」と回答
〇WOMAN ウェルネスプロジェクト「働く母 1000 人実態調査」
参加者の声(一部抜粋)
・子育て女性の置かれている状況が理解できた。また、子育て女性こそキャリアコンサルティングを受ける必要があることを改めて感じた。
・最新の知識や意見交換の場を作って頂き、本当にありがとうございます。
本日参加して、改めて学びの大切さと、同じ課題感を持っているメンバーと対話ができる機会の大切さを感じました。
・「産まなければ良かった」と考えている人があんなにいるというのがショックで本日一番心に残りました。また、出産後の夫婦間の愛情の変化に関しても、なんとなく感じてはいたものの、グラフで見ると衝撃的でした。
・マザーギルトについて知識を深め、私が現在交流のある子育て支援の場でセミナーやカウンセリングをしていきたいと思います。家族、友人や同僚ではない“誰か”として、話を丁寧に聴いていきたいと思います。
・本日勉強会に参加したことで、思い切って、自分自身でフリーで子育て支援を軸にしたキャリア相談をサービスとして動いてみようと思えました。
運営担当者より
・初参加の方が6割以上いらっしゃった今回のテーマで、関心度の高い内容だと改めて感じました。今回はダイジェスト版でゆっくりとみなさんのご意見をお聞きできなかったのですが、みなさんの活発なご意見の交換が垣間見られる雰囲気でした。子育てはまだまだ孤独で抱えてしまう個人や夫婦の関係だからこそ、外部に相談しにくいというテーマでキャリアコンサルタントの存在の大切さと、その接点をどうつくるか本当に大事なことだと感じました。
・子育て支援部1年半の総集編として復習と新しい知識を学べる機会になりました。たくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました。今後は知識と共に、子育て支援の実践に重きを置いた活動内容も考えていけたらと思いました。皆さまと一緒に、支援が必要な人に届けられるような仕組みを作っていきたいですね。
・子育て支援について知りたい、子育てしている人をサポートしたい、そういった想いを持っておられる多くのキャリコンさんと出会えて感無量です。中には子育て真最中の方もおられ、リアルな声も聞かせていただき大変参考になりました。さらに、今回の参加をきっかけに子育て支援に関して動き出したいという感想をいただけてとても嬉しく思っています。1人が少しずつでも動けば社会が変わっていきます。子育て支援部もそのきっかけになるよう、これからも勉強会や情報発信などお役に立てるような活動をがんばっていきます。
※HRラボでは、採用代行・キャリア研修・カウンセリング・制度設計についてご相談を承ります。
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