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【子育て支援部】働くママとパパを応援する~育児休業法・社会保険・雇用保険~

サロンメンバー限定子育て支援部

「キャリコンサロン子育て支援部」
働くママとパパを応援する~育児休業法・社会保険・雇用保険~

 

日時

2023年7月29日(土) 10:00~12:00  オンライン開催

 

参加者数

15名(キャリコンサロンメンバー) 
神戸、伊丹、大阪、高槻、京都、茨城、東京、千葉、長野など全国からの参加。普段の仕事は、企業の人事担当、職業訓練校のキャリア支援、リタイアされた方の再就職支援など。

 

プログラム


■意外と知られていない支援制度

・妊娠中から子どもが小学校入学まで育児と仕事を両立できるための支援が多くある。
・育児休業は職場復帰を前提とした制度。しかしながら、育児休業給付金を受け取った後に復帰の意思がなく退職する人がいる。
・育児休業は仕事と育児を両立できるための制度だが、当事者は育児休業取得の考え方の前提が違うので迷走していることが多い。
・事業所によって制度が違うことを理解しておく。
・誰に相談するかによって価値観が偏ってしまう。

 

■育児休業の様々な制度について


 ・「産前・産後休業」と「育児休業」の定義を確認しておく。
 ・「産後パパ育休」「パパ・ママ育休プラス」を理解しておく。
 ・「出産育児一時金・家族出産一時金」は、保険者から医療機関等に直接支払う仕組み(直接支払制度)となっている。被保険者は出産した病院へ申し込みをする。
 ・「育児休業給付金」は、2か月に1回申請が必要。会社が定期的に申請している。休業期間後に審査され産前・産後休業後から給付金受け取りまでには5か月近くかかる。
・働くママとパパが利用できる制度を正しく理解して育児と仕事の両立可能な社会へ。複雑な制度のポイントを押さえよう。

 

■社会保険・育児支援制度について
・職場復帰後に時短勤務等でお給料が減った場合の措置
「保険料の見直し」と「養育期間の従前標準報酬月額のみなし措置」※1がある。
※1 子どもが3歳に達するまでの養育期間中に標準報酬月額が低下した場合、養育期間中の報酬の低下が将来の年金額に影響しないよう、その子どもを養育する前の標準報酬月額に基づく年金額を受け取ることができる仕組み。

 

■その他
・「母性健康管理指導事項連絡カード」、働いている妊産婦さんが、医師から通勤緩和や時短勤務などの指導を受けたときに、その指導内容を勤務先に正確に伝えるために作られたカード。たとえば「つわりの症状が重く、勤務時間を考慮したほうが良い」と医師が判断した場合、その内容が記載された母健連絡カードを勤務先に提出すれば、時短勤務など妊産婦さんの体調に配慮した対応をとってもらうことができる。
https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/content/contents/000859585.pdf

 

■その他

・所定外労働の制限、時間外労働の制限、深夜業の制限について、子どもの年齢が何歳までか教えてほしい。
  → 所定外労働の制限は3歳に満たない子、時間外労働の制限および深夜業の制限は小学校入学前の子。
・育児休業取得について、婚姻関係がないパートナーの場合も取得できるか?
  → 男性が認知しているか認知していないかで、取得を断れるか断れないかが変わる。さらに育児休業を申し出る時点で認知している必要があり、このあたりを規定で従業員にわかるようにしておくと良い。
・育児休業を取得して働き続けたいと求職する場合、こういう会社なら働きやすいという特徴があれば教えてほしい。
  → ハローワークの求人票に「介護・育児休業実績あり」と記載がある。そして、面接で育児休業の状況を聞いてみて反応をみる。
・育児休業取得について、人材不足や代替要員の問題により企業で育休取得が進まない場合はどのように説明されているか?
  → 両立支援等助成金など育休に関する助成金を案内している。他にも、育休に関わらず病気で休業した社員が職場復帰するケースも増えており、誰かが休んでも業務が円滑に行えるような状態でマネジメントすることを勧めている。

(参考資料)
・「仕事と育児の両立支援制度」
(青森労働局HP「職業生活と家庭生活との両立のために」)
https://jsite.mhlw.go.jp/aomori-roudoukyoku/newpage_00612.html

・「育休復帰支援プラン」(厚生労働省HP「育休復帰支援プラン策定のご案内」)
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000067027.html

・「育休復帰支援面談シート」(厚生労働省HP「育休復帰支援プラン策定のご案内」)
https://view.officeapps.live.com/op/view.aspx?src=https%3A%2F%2Fwww.mhlw.go.jp%2Fcontent%2F11900000%2F000904520.xls&wdOrigin=BROWSELINK

 

参加者の声(一部抜粋)

・育児休暇関連や法的な話、他社(中小企業等)の情報を得られた点や、実際には就業規則も重要になってくることの再認識が実施できたため、非常に有意義な時間でした。
・社会保険のこと、産休・育休のことなど、知識を学ぶことができてよかった。数年前と比較して、制度がかなり変わっていることを改めて知った。
現場では、権利の主張が激しく、会社が困る事例も多いことを知った。
・今までニュースなどで見聞きしてボヤっとしかわかっていなかった(というより実はわかっていなかった)ことについて考える良い機会になりました。
特に、「お妊婦様」問題、事業所によって異なる制度の種類、世代間ギャップ、新しい制度の詳細などです。育児給付金の受給には定期的な申請が必要なことも知りませんでした。色々ありがとうございました。
・最新の法律知識を学べた事がよかった。改めて育休前、中、後とキャリアを考える機会を定期的につくる必要性を強く感じました。育休をうまく活用しながら、それぞれがありたいライフキャリアを歩めるよう、支援していきたいです!
・今後も、学んだ知識を復習しつつ、ブラッシュアップしていきたい。
また、キャリコンとして、育児中の方が、うまく制度を利用しながら、今後の長い人生でどう働いていくか、長期のキャリアプランを考えられるように支援していきたい。

 

運営担当者より

・社会保険労務士として日々企業支援をされている山本さんだからこその具体的で現実的なお話は大変勉強になった。いろいろと説明を聞く中で、制度に関して間違った認識を持っていた点もあったので、最新の情報を正しく理解しておくことの重要性を再認識した。
・今回の内容は子育て世代のクライアントを支援するには最低限知っておいてほしいものだったので、もう少し参加人数が多いのではないかと考えていた。告知方法や開催日時について検討が必要なのだろうかと考える。
・働くママさん、パパさんが妊娠、出産、育児という転機と変化の中で描くビジョンを諦めてしまわないようにサポートしていきたいと改めて強く思いました。学んだ知識を現場で活かせるよう、アウトプットしていきたいです。山本さん、ご参加の皆さま、ありがとうございました。
・子育て支援部最高です!
・今回のリアルな現場での実態にメンバーが一人ひとりしっかり考えることができる内容だと感じました。とくに現場で中小企業の実態を知る山本さんだからこその話題。特に、企業側の視点からの話がよかったと思います。制度を利用してやめる前提で活用としようとする人もいて、1人の欠員が大きくダメージを感じること、企業側にとっての負担を実感しました。使う側も、活用する側も正しく理解しないといけないと強く感じ、企業と個人をサポートするキャリアコンサルタントにはまさに必要な情報だったと思います。子そだて支援部最高!

次回は、2023年9月14日(木)20:00~オンライン開催です!

 


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