日時/開催場所
2024年11月24日(日)10:00~11:45 @オンライン
参加者数
約25名
企画運営/登壇者
メインスピーカー:弁護士 小田 雅章 先生
ファシリテーター:研修部部長 森田 鉄平
運営:川島、加瀬、松居、岡橋
プログラム
1. 私たちキャリコンサロンの紹介
2. スピーカー:弁護士 小田 雅章 (おだ まさあき)先生のご紹介
3. チャット:参加のきっかけ 例:既存コンテンツを使う時に不安があった、専門家に聞いてみたかった 等
4. 対 談:『権利関係コンテンツにおける著作権の取り扱い』
5. チャット:Q&A 本日の感想、追加で聞いてみたいこと
6. 集合写真
7. キャリコンサロンイベントのご案内
当日の内容(一部抜粋)
今回のウェビナー「権利関係コンテンツにおける著作権の取り扱い」では、天神総合法律事務所の小田雅章弁護士を講師にお迎えし、著作権の基礎から実際のケーススタディまで幅広く学ぶ機会となりました。
1. 著作権の基本概念に対する新しい視点
参加者の多くが「著作権とは事前の審査があるもの」と思っていたため、著作権が創作物が生まれた瞬間に自動的に発生することや、その曖昧な境界線に驚きの声があがりました。「著作権は難しい」という漠然としたイメージが、具体的な知識を得ることで少しずつクリアになったという感想が多く寄せられました。
2. 著作権の範囲とAI生成物の取り扱い
特に注目を集めたのが、AI生成物の著作権に関する議論でした。「AIが生成したものに独創性はあるのか」「著作権は適用されるのか」といった参加者からの質問に対し、小田弁護士は最新の法的見解を交えながら、現在の議論状況やリスクについて詳しく解説しました。この内容は、デジタルコンテンツを扱う方々にとって特に有益だったようです。
3. 実務に役立つ具体的なケーススタディ
ウェビナーでは、著作権侵害のリスクを低減する方法として、「出典の明記」「事前の許可取得」「契約書への明記」など、実務で取り入れやすい具体的な方法が紹介されました。「研修資料に引用を使用する際の注意点」や「企業の事例をどう活用するべきか」といった、研修コンテンツ作成者ならではの悩みにも具体的な回答が得られた点が高く評価されました。
4. 学びを支えた質疑応答と双方向の交流
参加者からの質問を基に進行したウェビナーは、参加者にとって非常に実践的かつ有益な内容となりました。チャットで寄せられた「著作権と商標権の違い」「研修資料での引用の具体例」などの質問に対し、小田弁護士が丁寧に解説を加えたことで、参加者の理解が深まったとの感想が多数寄せられています。
5. 著作権を正しく理解し活用することの重要性
最後に小田弁護士は、「著作権を正しく理解し、リスクを管理することが、クリエイティブな活動を継続的に行う上で重要」と述べました。これに対し、参加者からは「これまでの感覚的な運用から一歩進み、リスクを考慮した行動をとるよう心がけたい」といった感想が多く寄せられました。
今後の展望
今回のウェビナーは、著作権という難解なテーマを明確にし、参加者が日常業務での活用をイメージできる貴重な機会となりました。今後も研修部では、実務に役立つ学びの場を提供し、スキルアップを支援してまいります。
参加者の声(一部抜粋)
⚫︎著作権の基礎に驚きと新たな理解を得る
「著作権は事前審査があると思っていましたが、創作と同時に発生することを知り驚きました。」
「法律の専門家でさえ判断が難しいと聞き、だからこそ日頃から気を付けなければと実感しました。」
⚫︎実務での活用に役立つ具体的なアドバイス
「研修資料での引用に関して、出典の明記や許可の重要性がよく分かりました。」
「企業向け研修で書籍を参照したり一部引用する際の注意点が具体的で非常に参考になりました。」
⚫︎AI生成物や最新のトピックについての関心
「生成AIで作られたコンテンツに著作権が適用されるかどうかが興味深いテーマでした。」
「AI生成物がどのように著作権の独創性と結びつくか、法的にどう扱われているかが分かりやすかったです。」
⚫︎実例が理解を助けた
「実例を交えて解説していただいたので、難しいテーマでも腑に落ちました。」
「『アイデア』と『創作物』の区別が明確になり、これまで漠然としていた部分がスッキリしました。」
⚫︎日常業務での注意点を再確認
「フリー素材でも商業利用には注意が必要という話を聞いて、今後の利用を見直そうと思いました。」
「資料やテキストを自分で作る際も、クライアントに使用範囲を明確に伝える必要があると感じました。」
⚫︎感想から見えるイベントの意義
「著作権の仕組みと運用を体系的に理解できる内容で、日常業務に活かせるヒントがたくさんありました。」
「これまで曖昧だった部分がクリアになり、これからの業務に活かしていきたいと思います。」
「『知らなかった』から『知って対策できる』へと意識が変わった、貴重な学びの機会でした。」
運営からの一言
今回のウェビナーでは、質疑応答を通じて、著作権に関する基本的な考え方や具体的な適用例が解説されました。特に、コンテンツの二次利用や研修資料の取り扱いについては、ファシリテーターによる的確な進行と深掘りされたやりとりを通じて具体的なケースが紹介され、参加者の実務にも活用できる内容となりました。
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