【ファザーリング・ジャパン九州×キャリコンサロン九州支部】
Fathering＝父親であることを楽しもう！
日時
2021年7月10日（土） 13:00～14:30 ＠Zoom
参加者数
男性 7 名 女性 4 名
ファシリテーター・ゲスト講師
キャリコンサロン九州支部 川井泉
＜ゲスト講師＞
ファザーリング・ジャパン九州会員
社会保険労務士 木佐貫純司氏
プログラム
| ◎ファザーリング・ジャパン九州の組織概要・活動紹介 |
| ◎子育てに取り組む父親を取り巻く環境と現状 ・父親支援をめぐるネットワーク相関図 ・父親の子育てに関する悩み・問題・課題 ・父親が子育てに関わるメリット・デメリット ・イクメン・イクボスとは？ |
| ◎父親の育児関与度に関する各種データ ・父親の育児＆家事の時間と第二子以降の出生割合 ・女性の愛情曲線 ・子供の成長や虐待への影響 ・父親ネットワークと地域社会への関係 ・男性と女性の違い…家事・ストレス・パートナーシップetc. |
| ◎良い父親ではなく「笑う父親」を増やすために ・ファザーリングの極意6か条 ・寄せ鍋型ワークライフ・ハッピーバランス ・パートナーシップ 3つのポイント ・ほめ達の口グセetc. |
| ◎体験談…1年間の育児休業を通して ・休業中の収入や生活費 ・夫婦で育休を取ることの必要性・重要性 ・育児に対する誤解、反省、新たな発見や気づきetc. |
| ◎Q＆A ファザーリング・ジャパン九州 木佐貫 純司さん・高橋 建二さん |
| ◎意見交換・感想・交流（ブレイクアウトルーム） |
参加者の声
・育児の課題とキャリアの課題は常に付きまとうため今後もファザーリングさんとタイアップは必要と思いました。
・自分の子育ての視点から参加してしまい、あの頃の自分と比較してしまい時代は確実に前に進んでいると思いました。しかし、まだまだ発展途上の領域なのも実感です。持続可能な日本にするためには、小さな一歩を積み重ねていくしかないのですね。自分なりに施行を巡らせながら行動していきたいです。小さな小さな一歩ですが。参加させていただき、ありがとうございました。
・他の団体様とのコラボという事で、キャリアコンサルタントを知っていただく良い機会だと思います。今回は「育休を１年間取得」されたお話でした。１年間は無理でも「申請」する方が増える事によって、会社や同僚の方の意識も変わっていくのではないかと思いました。
運営担当より
今般の開催にあたりもっとも注意したことは「決してわかったつもりにならないこと」。
自身にそこそこの経験と知識があると、まるでその分野に精通したかのような錯覚を持ってしまいます。今回のテーマで言えば、「父親の子育て」に類する背景や派生する様々な課題について、わかっていた「つもり」でしかなかったことがたくさんありました。最前線の現場でそのテーマに日々取り組んでみて、初めてその本質と奥深さを掴むことができる。「生き方」をテーマとする我々キャリコンの在り方に通ずるものだと痛感しました。
今般のテーマは、単に「父親の子育て」を語るだけのものではなく、その父親を軸とした周囲の人々との関わりや環境と現状、さらには関連する法令・制度の問題に至るまで、幅広くかつ奥深い社会課題に向き合う発信となりました。ひとつの学びとしての価値はもちろんのこと、社会に向けた啓発・啓蒙という意味での発信としても、非常に価値ある時間となったのではないでしょうか。
講演中も、参加者からのたくさんの意見・質問のチャットが飛び交い、講師がその一人ひとりと直接やり取りしたり、全員が発言する時間をしっかり取れたりと、双方向で濃密な時間を過ごすことができました。縮小を続けていると言われる現代日本の最大の社会課題のひとつが「少子化」であり、それはそのまま「安心して子育てができる環境と風土づくり」に直結します。だからこそ、「良いパパではなく”笑えるパパ”へ」と呼びかけた木佐貫氏の言葉はとても重要な意味と重みを持つわけで、さらに幅広く継続的に拡げていきたいと思うものです。
▶今後の開催イベント
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