日時/開催場所
2025年2月26日(水)20:00~21:00 @オンライン
参加者数
13名
プログラム
大学生支援をするときに、「ここ、気になる。ほかの人はどうしてる?」を共有し、いろいろな人からの多様な意見や考えをディスカッションしよう、という企画です。
事前に気になっていることをコメントしてもらうとともに、当日にも「気になる!」を手をあげてもらい進めていきました。
1.運営メンバー紹介
2.ここ!気になるをディスカッション
3.グループにわかれて感想をシェア
4.全体共有
5.お知らせ・記念撮影
当日の様子(一部公開)
本企画は、大学生支援に関わる皆さんが、「ここ、気になる。他の人はどうしてる?」という問いをもとに、多様な意見や考えを持ち寄り、ディスカッションを通じて学び合う場です。
事前に気になるテーマについてコメントを募集し、当日はその場で「気になる!」と思ったことに手を挙げていただき、対話を深めていきました。
ディスカッションテーマ目次:
◆ 面談中どこまで自己開示するの? 気になる!
対面の面談だけでなく、LINEでの面談の場合、質問によっては返事が来なかったりする。学生に対して思いを聞きたい反面、どう支援をしたら良いのか? 学生主体で動いてほしいけど、難しい…。
◆ 面接対策、どこまで学生にやる? 気になる!
ネットの普及で、面接で聞かれることの情報が多様化している。また、面接官が望んでいるものを探りにくる学生が多い感じがする。白黒はっきりしなくてはいいものの、学生にどう伝えたら良い?
◆ どうやって大学生支援の仕事を受注する? 気になる!
大学生支援、すごく興味があるけど、キャリアセンター以外で仕事の受注はどう受けるの?
◆ とりあえずの就職先で良いの? 気になる!
「入社後半年で辞めた」という報告が…。転職が当たり前の風潮が多い。1社目、本当にこの就職先で良いの?
面談中どこまで自己開示するの? 気になる!
このイベントを開催したのは2月の終わりですが、面接対策を求めてくる学生がとても多い時期でした。
まさに今の時期に悩ましい「気になる!」です。
ディスカッションで上がったお話(一部抜粋)
・「HP等で企業の特色を確認したり、よく聞かれる質問はマストで行うけど、あまり修正せずに学生の言葉をそのまま使う。ただし日本語として間違っているところ(頭痛が痛いとか)、設問に対してちんぷんかんぷんな言葉があったときは修正してあげる。会話ベースでの面接練習をするようにしている」との経験談。
・支援者を目指している方からは、「マーケティングという考え方が使えるのでは? 学生=商品と考えて、売り出しをすれば…ただ学生をどこまで引き出せるのか、そこがキャリコンの腕の見せ所?」という意見も。
感想をシェアの時間では…
・きれいごとばかり言われてもなかなか採用できない…
・練習してきたことは3分くらいでわかってしまう。本音で話してもらった方が良い
と採用者側の方の声もありました。
面接対策、どこまで学生にやる? 気になる!
対面したことのない学生とLineでの面談時の「気になる!」でしたが、今回の参加者の中に「面識のない学生と文字ベースでの面談」経験者がいなかったことから、みんなで「難しいよねぇ。どうすればいいんだろうね」と悩んだ「気になる!」でした。
ディスカッションで上がったお話(一部抜粋)
・「そもそも文字ベースでラポールの形成ってどうやってるの?」
・「文字ベースだけで果たして今の学生が自己開示をしてくれるのかなぁ。」
などの意見もでていました。
どうやって大学生支援の仕事を受注する? 気になる!
大学生支援者を目指している方が一番「気になる!」ことですね!
一番うなずきが大きかった?!トピックです。
ディスカッションで上がったお話(一部抜粋)
・「知り合いからの紹介」
・「若年者支援をやりたいと声を上げていたら仕事を紹介してもらえた」
・「飲みに行くのが好きで、飲みの場で売り込んで仕事のオファーがきた」
「言っていく」って大事ですね!
感想をシェアする時間でも…
・経験に関係なく、NPOならつながることはあるのかな? と思いながら…
・お酒の場で宣伝するのも一つの手かな?
・興味がある大学、調べてみるとあるかもしれない。
などの感想も出ていました。
とりあえずの就職先で良いの? 気になる!
内定がたくさん獲得できて、学生が会社を選べる状況だし、転職もしやすい状況ではありますが、1社目、それでいいの?就活が早期化しているからこそ「早く内定を取らねば」とか、「とりあえずたくさん内定」になっているのかなぁと感じます。
キャリア教育の重要性を感じる「気になる!」でした。
ディスカッションで上がったお話(一部抜粋)
・「学生が職場でうまくなじめるかで採用を決定することが多かった。能力的にはどこでもやっていけるけど、社風とかを考慮する。“対等ですよ”とお話している」と採用者側の立場の方からの意見。
・「離職して職業訓練にくる若年層も多い。学生時代に学んだことで活かせることないか聞いても反応が薄い。自己理解をしていない人が多いと感じる」というご意見も。
感想をシェアする時間では…
・2年次でインターンシップに行くのもよいのでは?
・自己分析を1、2年次にすればミスマッチが少なくなるのでは?
などの感想がありました。
参加者の声(一部抜粋)
・就職氷河期世代。平成7年入社。たくさん受けた。当時も「知っている会社に応募する」とかだったけど、その風潮は今も変わっていない。
・若い子の離職率の高さ。再就職できない、しない、これはまずい。
・将来、是非この仕事に携わりたいと改めて感じた。
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