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キャリコンサロン

『キャリコンサロン部活フェス』~キャリア支援者の+αの力を伸ばす~ _2023年9月3日開催

一般参加OKキャリコンフェス

人気の部活動大集合!~キャリア支援者の+αの力を伸ばす~
『キャリコンサロン部活フェス』

 

【開催日】

2023年9月3日(日)13時~18時 オンラインにて実施

 

【全体プログラム/ご登壇者(当日ご案内スライドより)】

 

■オープニング
『キャリコンサロンが目指すこと』(キャリコンサロン代表:塚田亜弓氏)

 

 

■キャリコンサロン部活フェス基調講演(Room1/13:15~14:00)
【ウエルビーイングとキャリア支援の+α】


特別基調講演として前野マドカ氏をお招きして「ウェルビーイングとキャリア支援の+α」という内容で講演をいただきました。
「あなたにとって幸せに働くとは?幸せに生きるとは?」という問いかけからスタートし、『ウェルビーイング』について大変分かりやすくお話をいただきました。
「幸せ・幸福」はこれまで経済活動の中ではなかなか取り入れられないテーマでしたが、近年は積極的に企業のTOPが語るようになっています。
実際に収益の高い企業ほど「幸せ」度数が高いという調査結果もあるというとこで、今では「従業員のストレス軽減よりもウェルビーイングを目指す方が効果あり」という
観点も着目されているとのこと。身体的社会的に満たされた状態の中で発揮されるパフォーマンスってすごい!ということなのですね。
様々な人のキャリアを伴走する私たちキャリアコンサルタントもまず自分が幸せにならねばと思った参加者の方も多いはず。
・「健康」「幸福」だけでなく「社会(福祉)」という視点は新鮮です。
・自分が幸せであってこそですね♡
・「幸せに生きる」ことと「楽しく働くこと」を目指して、日々自問自答しながら生きています!
参加者の方からはこんな声も!前野さんの講演は「ウェルビーイング」をグッと身近に感じることができる貴重なお話でした。

 

≪参加者アンケートより≫
・言葉の説明も分かりやすくすごく良かったです。幸せの捉え方勉強になりました。
・自分の幸せということについて、ついつい考えなくなる傾向にあるので、お話を聞きながら、自身のこれまでを振り返る時間にもなりました。その他、興味深い資料や解説も勉強になりました。ありがとうございます。
・Wellbeingの概念、キャリコンの関わりの可能性について学ばせていただきました。
・まずは、キャリアカウンセラーの私自身が幸せと思えるようにならなければいけないと思いました。そしてその「幸福」も特別なことではなく物事の見方捉え方で変容できることも知りすぐに実践して、「幸福の伝染源」となれるように周りに良い影響を与えられるようにしたいと思いました。
・幸福学の概要と、具体的な研究結果を基にお話し頂き、非常に興味深かったです。幸福学を継続的に学んでいきたいと思いました。

 

■子育て支援部(Room1/14:10~15:25)
【こども家庭庁の概要と子育て支援におけるキャリアコンサルタントの可能性】


子育て世代へのキャリア支援のあり方を考える「子育て支援部」は、内閣官房こども家庭庁設立準備室内審議官のご経験を持つ長田浩志氏をお招きして「こども家庭庁」の創設についてをご講演いただきました。
特にご講演の中でお話をされた「こどもまんなか社会」というキャッチフレーズが印象的でした。
子ども・子育て支援政策の課題としてライフステージを通じた切れ目のない支援、すべてのこども・子育て家庭を対象とした支援の充実、多様な支援ニーズへの対応
などの説明をいただき、その中で「キャリアカウンセラーとしてどんなシーンで参画し、支援ができそうか?」という議論と質疑が行われました。
長田様のお話をうかがって、参加者からは
・こども家庭庁について、名前を知っているだけで中身を把握できていなかったので、大変勉強になりました。
・整備されている仕組み、制度を「こういう仕組み、支援があるんだよ」と本当に必要な人に伝える・認知されるためにどのように広報すればよいか?
など、まず「こども家庭庁」の役割を知り、現在の仕組みの中でこれからキャリアカウンセラーとしてできることを考える機会をいただきました。
早速「子育て支援部」の中でも具体的にアクションがスタートしそうな前のめりな時間となりました。

 

≪参加者アンケートより≫
・こども家庭庁の概要を掴むことができ、関連情報の収集ができました。また、キャリコンとしての活動のヒントも得られました。
・キャリアコンサルタントがまだまだ知られていないから活躍の場が限られていることも知りました。取得した一人一人が色んな活躍の場を創出できるように、色んな活動をする必要性や意味を改めて知ることができました。
・現在の子育て支援の状況を確認できました。キャリアコンサルタントとしてどのように子育て支援にかかわれるのか、部活を通して検討していきたいです。
・具体的な内容がキャリコンとして勉強になりました。今後国からもキャリコンを推奨してほしいです。
・支援施策が多様化しますます知識のブラッシュアップの必要性を痛感しました。

 


■はじめのロープレ部(Room2/14:10~15:25)
【面談事例検討と実務経験者からのポイント解説】


普段は、メンバー同士でキャリア面談のロープレを行ない、技量を高める活動をしている「はじめのロープレ部」。
今回は、キャリア面談のデモ録画を見ながら、よりよいキャリア面談にするためにはどのような視点が必要かを、多くの参加者と話し合いました。

≪プログラム≫
①「はじめのロープレ部」の高原部長より、現在の活動内容や目指すところについて
②キャリア面談ロールプレイ動画視聴1回目
③チームに分かれたディスカッション1回目
④吉永裕司氏による面談内容の解説
⑤キャリア面談ロールプレイ動画視聴2回目
⑥チームに分かれたディスカッション2回目
⑦まとめ

≪参加者アンケートより≫
・皆で動画を見て意見を言い合う形式が新鮮でした。
・解説もあり、わかりやすかったです。解説を聞いた後に、2回目聞くと気付ける部分も多くありました。特に、CCがCLが目指しているSNSの仕事を趣味と捉えていないか?という指摘になるほどなぁと感じました。
・キャリコンの資格を取ってから面談はしたことはなく、養成講座以来1年ほど遠ざかっていましたが、ロープレ部に参加してそのころの感覚を取り戻しました。先輩方の見立てと自分の見立ての違いや、15分~30分までの面談の進め方等、学びたいことが満載です。
・ロープレ録画を見てセッション、ポイント解説、再視聴で再セッションの手法、流れがすごくいいなと思いました。客観的に見ることが出来ました。

 

■おっさん部(Room1/15:35~16:50)
【「誰一人取り残さない」持続的な社会のために考える「おっさん」のキャリア】


おっさん部、部長の稲葉さんを中心に参加者のかたとブレイクアウトルームを多用しながら意見交換情報交換が活発に行われた会でした。
おっさん部の発足は、「おっさん=社会的課題解決の阻害要因」というなんとなく社会の中では「悪者・・」的に扱われがちな「おっさん」、果たしてそうなの?
これからの「おっさん」世代がいきいきと活躍できるために、本人たちは、家族は、会社や社会はどうあるべきか、どうすると実現できるかを色々な観点視点からまじめに考えて世に出していくことを考える部活動です。
今日は部員以外の参加者の方も交えて「貴方が思う「おっさん」の課題は?」&「私たちは「おっさんの課題」に何ができる?」というディスカッションを行い、様々な角度や考えから意見交換が交わされました。
人生100年時代が進む世代の中でこそ「おっさん」の立ち位置がこれからの生き方の指標となる重要なポジションのように思いました。
「おっさん部」の活動改めて深いものでした。

≪参加者アンケートより≫
・おっさんも周りの人たちも幸せに過ごしていくためにどうしたらいいのかを、一緒に考えていきたいと思います。
・PMP、ITC等保有されたキャリコンの方がいらっしゃったことにまず驚いた。キャリアに関してすごく理論的にお話をされいたのですごく為になり、さすがと思った。
・最初は、何の部活分かりませんでしたが、代表の説明や、グループセッションで色々な気づきがありました。良かったです。
・大変スムーズな進行で軽快にお話いただきましたが、充実の濃い内容で、おっさん部に興味が増しました!ありがとうございました。
・苦手意識があったおっさんに対して、少し理解が持てた気がしました。グループディスカッションでは、様々な考えに触れることができ楽しかったです。

 

 

■キャリア教育部(Room2/15:35~16:50)
【中高生のキャリア教育の関わり方を考える~プロジェクト活動を通して~】


「キャリア教育部」は、中学~高校生~大学生時期のキャリア教育を考える部活動です。
部活動の中で、テーマ別プロジェクト活動をおこなっていますが、今回はプロジェクト報告を聞いた後に、実際にキャリアコンサルタントがどのような関わりができるかをディスカッションしました。

≪プログラム≫
①「キャリア教育部」小山部長、杉島氏より、キャリア教育部の活動について
②PJ推進リーダー亀島直子氏より「学校現場で取り組まれているキャリア教育の実態とその可能性」についての報告
③チーム別ディスカッション
  「キャリア支援者はどのような(有効な)関わりができるか」
  「そのために(キャリア支援者が)学ぶべきことは何か」
④まとめ

≪チーム別ディスカッション出た意見抜粋≫
(キャリア支援者はどのような関わりができるのか?)
・学生もそうだが先生へのキャリア教育とキャリア教育の大切さを知ってもらいたい(早川さんの経験@16歳の仕事塾ファシリの経験から)
・一方で先生は過重労働で多忙。部活動の顧問を地域ボランティアに移行するように、キャリア教育もキャリコンがもっと地域の学校に接点を作って介入するべきでは?
・学生への接点をもっと増やすべき。地域の中小企業に高校生へ商品開発のアイディアを聞きに行くなど、世の中には大手企業だけではなく地元にもいろいろな会社、仕事があるものを知ってもらうなど
・学校に入るのがハードルがあるように感じている。→良さを知ってもらえば導入してもらえるきっかけになるのでは感じる。
・大学でのキャリアデザインのクラスを担当されている方の意見として、1対20~何百名のときもあり、一方通行になってしまう。ワークも取り入れているがもっと自問自答、内省ができるようになると良いと思う。
・同じ年齢でも個人差がある。能力の差ではなく経験の差。そこを理解する
・様々な経験をすることが大事で、教師や親は経験を促すことが大事。さらに内省振り返り機会を持つことが大事

(どんな学びが必要なのか?)
・現状、学校で行われているキャリア教育についてのを知ること、キャリアコンサルタントとしてできることを探す。
・自分の人生を自分で選択していくマインドの形成をするためにどうしたら良いのか?(親や先生の意見に影響を受けやすい)
・欧米など他の国で行われているキャリア教育について学んだらどうか?
・親子関係、家庭環境の把握、携わり方を知ること。
・学校と取り巻く環境、先生方の環境を知ること。

≪参加者アンケートより≫
・特に教育現場、社会の関りについて具体的なお話が大変勉強になりました。もっとお話を聞きたいと思いました。
・亀島さんのキャリア教育に関するリサーチについて興味深く聞くことができました。職場体験を受け入れる企業側のメリットやキャリア教育の学校や先生によって温度差があるなど、現場の話も勉強になりました。
・中高生のキャリア支援について知る良い機会になりました。教育現場、家庭内でもキャリア教育の大切さをもっと理解していくこと、キャリアを考える環境づくりが大事だと感じました。
・時代の変化とともにキャリア教育で生徒に必要とされる能力や、先生に求められるものもレベルが高くなっているような感じがしました。それは学校側だけの問題ではなく、企業、自治体、とりまく環境に関わるすべての方が意識を持って取り組む必要があると感じました。
キャリコンとして何ができるか、丁寧に情報収集を行い真摯に向き合っていらっしゃることがわかり頭が下がります。少しでもお役に立てたら…と思いました。
・ブレイクアウトルームでは、大学のキャリアセンター職員の方がいらっしゃっていたのですが、「大学生でもキャリアデザインすることは難しい。キャリアデザインは幼児教育からしても良いくらいだ」という旨の発言をされていたことが印象的でした。
・もう、毎日のびのび楽しく学生時代を過ごすだけではダメなんですね。たくさんの経験・体験ができる場と大人が関わる機会を増やして、自らどう生きていきたいかが湧き出てくる環境作りも必要だと感じました。

 


■キャリコンサロン研修部(Room2/17:00~18:00)
【講師が伝える『研修を成功に導くMyルール』】

 
研修部は、現役研修講師やこれから研修講師を目指す人が学び合う部活動です。
今回は実際に研修講師「研修をおこなう際に欠かさず意識していること/取り組むこと」をお話いただきました。
各講師のオリジナリティが詰まった、非常に内容の濃い時間となりました。

≪プログラム≫
①部長の杉島誠氏より、キャリコンサロン研修部についての説明
②『研修を成功に導くMyルール』中川倫子氏
③『研修を成功に導くMyルール』宮治有希乃氏
④『研修を成功に導くMyルール』五十嵐祐幸氏

 

≪参加者アンケートより≫
・皆さんからの学びをたくさんメモし、チェックリスト化しました!今後講師として経験を積む上でも忘れずに実践してまいります。
・経験豊富な皆様からのポイント、貴重なお話ありがとうございました。失敗もあるというお話に少し安心したり。それでも研修が継続していくのは信頼や実績があるからですね。「上手くやる」より「主役は受講者」ハッとさせられました。
・皆さん、研修後の受講生が自分ごとにして意識・行動変容につながるかを考え、工夫され、大切にしているポイントよくわかりました。
・3名の視点からMyルールを教えて頂き非常に勉強になった。違う観点からお話をされていたが、共通項は同じ、自分自身にも意識していきたいと考えることができた
・研修スキルのない私ですが、人前で話すことや場の空気を作らないといけないことはあり…そのためのヒントがとても勉強になりました。
いつか研修講師っぽい役割ができるようになりたいです。ご登壇くださった研修講師の方々が素敵すぎて、憧れです。
・4名の方々それぞれの、知見や経験を凝縮してお伝えして頂き、感謝です!!
今後研修講師を目指す上での指針ともなりそうなお話をお伺いできて、贅沢な時間でした。
・毎回とても勉強になります。皆様の話を聞いていて、受講生や企業(依頼主)に寄り添って、きめ細かく対応されているということが共通しているなぁと思います。MCというたとえがとてもしっくりきました。

 


■「キャリコンサロン部活フェス」全体評価について
≪参加部活≫
・キャリコンサロン研修部
・はじめのロープレ部
・キャリア教育部
・おっさん部
・子育て支援部
・キャリコンサロン旅部(CM作成)
・人狼部(後日イベント開催あり)
・note編集部(後日記事投稿)

≪お申し込み登録者数≫
214名

≪イベント満足度(5段階)≫
4.5

≪イベントについてのコメント≫
・具体的な事例、専門的な知識などが学べたので関心あるテーマについて情報収集や事例を学ぶことができました。
・体験談を交えた話が多く、参考になった。
・キャリコンサロンの存在意義を感じることができた。
・色々な方の話を聞けた事は宝です!また、何ができるかを改めて考えさせられました
・その道で専門性を持ちかつ実務経験がある方々の具体的なお話を伺うことができたから
・1日でキャリコンサロンの取り組みについて盛沢山で学び、触れることができました。キャリコンサロンの今の活動を知るよい機会になりました。
・多彩なメンバーが参加していることと、活動が活発なこと。
・短時間で様々なテーマで情報収集ができました。「ウェルビーイング」の考え方に興味があったので、講演が聞けて良かったです。とても前向きになれました。
・知らなかった情報や活動を知ることができ、キャリア支援を考えるうえで新たな視点となり楽しかったです。
・様々な視点から学びを得ることができた参加した部活が楽しかったし学びも多かったから。旅部の映像では、サロン入会の感想に感動して泣きそうになった。信頼できるコミュニティに参加できている喜びを感じた。
・キャリコンサロンの各部の活動なども分かり、またキャリコンの多様性や可能性のようなものも改めて感じた時間となったからです。

≪登壇者及び運営スタッフについて≫
全体企画運営:キャリコンサロン運営事務局(塚田亜弓、杉島誠)
各部プログラム:キャリコンサロン各部部長を中心として検討
運営サポート:簑嶋俊宣(キャリコンサロン)

 


【主催団体について】

キャリコンサロン https://career-salon.jp/
HRラボ株式会社 https://hr-labo.jp/

 

 

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